台湾における商標調査の方法 | 台湾特許庁(TIPO)データベース利用方法

台湾 商標調査

台湾の商標制度は日本の商標制度に比較的似ています。
審査基準などは日本の審査基準とかなりの部分で共通しています。

但し、中国系の特徴で漢字の商標の場合、外観類似の比較の比重が高いこと、2文字の漢字の上下を入れ替えたものは基本的に類似とされるなどの特徴は中国、香港に似ています。

台湾のデータベースは慣れると結構使いやすいです。
英語モードと中国語モードがありますが、やはり漢字が主流の国なので中国語モードでの検索をお勧めします。
用語等の分かりにくい部分がありましたら、英語モードでの検索も併用されたらいかがでしょうか?

 

私は、基本用いるのは中国語モードです。

それでは、台湾で同一・類似の商標の出願又は登録を調査する方法をご紹介します。

分かりにくい中国語の文章を図解で日本語訳を付けながら説明しましたので、お役に立てれば幸いです。

 

台湾における商標調査の方法

 

台湾の商標調査を行うには、台湾特許庁(智慧財産局)のウェブサイトにアクセスします。

 

http://www.tipo.gov.tw

 

サイト中ほどにある『資源與工具』『檢索工具』『商標資料檢索』をクリックします。

 

TIPO

引用:http://www.tipo.gov.tw

 

 

Trademark Search(by text) 文字・商標検索

 

まずは、サイト右上にあるEnglishをクリックし、表示を中文から英語表示に切り替えます。

 

文字や商標を検索する場合は、『Trademark Search(by text)』の画面に調査したい商標名や文字を入力します。例:SONY、TOYOTA等。

 

その際、区分や出願・優先権の日付を入力することも可能です。

 

TIPO

引用:http://www.tipo.gov.tw

 

Trademark Search(by applicant, case number)ー出願人、出願・登録番号等検索

 

出願人名や出願・登録番号等で調査したい場合は、人型アイコンの『Trademark Search(by applicant, case number)』をクリックして、入力画面を切り替えて調査してください。

 

Trademark Search(by applicant, case number)

引用:http://www.tipo.gov.tw

 

Boolean (ブール検索)ー論理演算子を使った複合条件検索

 

その他、三つの丸が合体したアイコン『Boolean (ブール検索)』ー論理演算子を使った複合条件検索でAND やOR、NOT使用した検索することができます。

 

Boolean検索画面

引用:http://www.tipo.gov.tw

 

Non-Traditional Trademarks(非従来型商標検索)-音・3D・ホログラム

 

星型アイコン『Non-Traditional Trademarks(非従来型商標検索)』で音・3D・ホログラム等を検索することができます。

 

Non-Traditonal Trademarks

引用:http://www.tipo.gov.tw

 

まとめ

今回は、台湾の商標を調査方法についてご紹介しました。

台湾の出願・登録商標を調査することは簡単ですが、あなたの出願しようとしている商標が登録される可能性が高いのか低いのかの判断は専門家の意見を聞いた方がよろしいかと思います。

 

弊社は、台湾商標調査等を承っています。相談は無料ですのでよろしければご相談ください。

 

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