フィリピンにおける商標の調査方法 |POPHL無料データベースを利用する

フィリピン 商標調査

あなたがフィリピンに商標を出願する前に、フィリピンで既に同一・類似商標が出願又は登録されていないか、あなたのライバル会社がフィリピンでどんな商標を持っているかを自分で簡単に調査する方法をご紹介します。

フィリピンにおける商標の調査方法

 

フィリピン商標を調査するには、フィリピン知的財産権局(POPHL:Intellectual Property Office of the Philippines)の商標検索サイトにアクセスします。

 

『https://www3.wipo.int/branddb/ph/en/』

 

 

フィリピン商標の検索画面は以下のとおりです。フィルターをかけて絞込み検索も可能です。

 

フィリピン商標検索画面

引用:https://www3.wipo.int/branddb/ph/en/

 

Mark(商標から検索する場合)

 

引用:https://www3.wipo.int/branddb/ph/en/

Text
入力画面に調査したい商標を入力します。
例:SONY、TOYOTA

=▼のプルダウンメニューから以下の検索をすることができます。

=:(Normal):match term(s) as entered⇒通常検索
=:(FUZZY):matches are spelled similarly to entered term(s)⇒あいまい検索
=:(Phonetic):matches sound like entered term(s)⇒発音検索
=:(Stemming):match all forms of a word⇒語形検索

Applicant/Holder
出願人/権者名を入力します。

Goods/Services
指定商品/役務を入力します。

 

Names(名前から検索する場合)

 

引用:https://www3.wipo.int/branddb/ph/en/

Applicant/Holder
出願人/権者名を入力します。
Representative
代理人を入力します。

 

Number(番号から検索する場合)

 

引用:https://www3.wipo.int/branddb/ph/en/

Registration
登録番号を入力します。

Application
出願番号を入力します。

 

Date(日付から検索する場合)

 

引用:https://www3.wipo.int/branddb/ph/en/

 

Registration
登録日を入力します。

Filing Date
出願日を入力します。

Expiration
有効期限日を入力します。

 

Class(商標分類から検索する場合)

 

引用:https://www3.wipo.int/branddb/ph/en/

 

Vienna
ウィーン分類を入力します。

Nice
ニース分類を入力します。

 

フィルターをかける

 

上記検索結果を絞り込みたい場合は以下の項目でフィルターをかけて検索することができます。

 

引用:https://www3.wipo.int/branddb/ph/en/

 

Status(法的状況)

Image(商標イメージ)

Filing Date(出願日)

Holder country(登録国)

Expiration(有効期限)

Nice cl.(ニース分類)

Image Class(商標イメージ分類)

 

Asean TM Viewで調査する

 

フィリピン商標はAsean TM Viewでも調査することができます。

 

別記事で紹介していますのでよろしければご参照下さい⇒『東南アジア諸国の商標をまとめて調査する方法|Asean TM Viewの使い方

 

Asean TM Viewではフィリピンを含むアセアン諸国10カ国をまとめて調査することができます。

・ブルネイ
・インドネシア
・カンボジア
・ラオス
・ミャンマー
・マレーシア
・フィリピン
・シンガポール
・ベトナム

 

まとめ

今回は、フィリピン商標の調査方法についてご紹介しました。

 

フィリピンへの出願・登録商標を調査することは簡単ですが、あなたの出願しようとしている商標が登録される可能性が高いのか低いのかの判断は専門家の意見を聞いた方がよろしいかと思います。

弊社は、フィリピンの商標調査や出願等を承っています。相談は無料ですのでよろしければご相談ください。

 

お問い合せはこちらから⇒ 

 

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